妊娠する前に知っておきたい病気の事

妊娠と出産 胎児病について

母体を通しての影響が原因となって、発育に異常が起こるとされる胎児病は、妊娠12週以後のものをいいます。妊娠12週を過ぎた時期にさしかかると、胎児のからだや器官は、人間としてのおおよその形はできあがっています。そのため、外からの刺激で奇形や障害になる‥ということはまず考えられません。しかし、この期間でも胎児のからだは骨格や筋肉を発達させている段階であり、またそれ以外にも種々の機能を充実させている最中なのです。 この時期に、母体が何かの病気を持っている場合や、ウイルスや細菌に感染した場合などで、胎児に十分な酸素や栄養の供給ができなくなると、胎児に障害があらわれてしまいます。子宮内胎児発育遅延、巨大児、酸素欠乏障害などがおこります。他にも血液型不適合による溶血性疾患も、胎児病のひとつとされています。

妊娠と出産 胎芽病について

妊娠のごく初期に、母体を通じたなんらかの影響により、異常を起こしたものが胎芽病です。母親の胎内で受精卵となって以後、ひとつの細胞が分裂をくり返し、胎児の身体ができていきますが、特に非常に早い段階で重要な器官は基本形が出来上がってしまいます。受精後2~3週間で脳や神経系統、心臓血管系統は受精後ひと月ほどだとされます。 細胞分裂は通常、遺伝子のプログラムどおりに進みますが、何らかの刺激を受けた際に、分裂がプログラムどおりに進まず、間違いが起こってしまう事がありす。先天異常のなかでも、胎芽期に発生するものが胎芽病で、先天異常の中で一番多く生じています。 薬物、X線、ウイルスや細菌などが胎芽病の原因として考えられます。アザラシ症の赤ちゃんが生まれる原因となったいわゆるサリドマイドは、つわりの治療薬が原因でした。白内障、難聴、精神薄弱などの原因として、風疹のウイルスがあります。妊娠中に最も気をつけなければならないのは、この薬物やウイルス感染などです。

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